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動物病院での検査・病気のケア

検査について

尿検査

早期発見にとくに役立つ。
とくに7歳齢以上の猫は定期的に検査を受けましょう。

●尿比重:

尿の濃い・薄いの判定

●尿蛋白:

腎臓に傷害が加わると漏れ出すことがある。
また尿蛋白が腎臓病の悪化を促す。

血液検査

腎臓の機能の大半が失われると検査結果に異常があらわれる。

  • BUN(尿素窒素)
    血液中の老廃物。
  • クレアチニン(Cre)
    血液中の老廃物。
  • P(リン)
    血液中にあるミネラルの1つ。
腎臓の働きが悪くなると
血液中の値が高くなる。

その他

血圧測定(慢性腎臓病の猫の約3割に高血圧があると言われています)、超音波検査、X線検査、眼底検査などを行うこともあります。

ケアについて

もし慢性腎臓病にかかってしまっても、おくすりや食事の改善などで、
残された腎臓の機能を大切に守って病気の進行を遅らせることもできます。

慢性腎臓病のケア

  • 動物病院で処方されたおくすりを飲ませる
    (アンジオテンシンⅡ受容体阻害薬:ARB、ACE阻害薬など)
  • 腎臓病用の療法食や経口吸着剤を与える
  • 輸液療法で水分を補う
  • 新鮮な水を多く飲めるようにする
    (複数の水飲みボウルを置く、水は汚れる前に交換する)
  • 猫が好むトイレを用意して膀胱炎を予防する
    (清潔、落ち着いた環境、体格や年齢に合った大きさ、猫の好みに合ったトイレ用砂をこまめに交換する)
  • 日頃の排泄物(おしっこやうんち)チェック(量、回数、排泄の仕方)
  • 適切な運動、肥満防止

早期発見・治療の重要性

もし慢性腎臓病にかかってしまっても、おくすりや食事の改善などで、
残された腎臓の機能を大切に守って病気の進行を遅らせることもできます。

早期に治療開始できれば、
慢性腎臓病と上手につきあい、
1日でも長く愛猫とすごすことができます。

12歳以上の猫の90%が発症する猫の『骨関節症』があります。
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愛猫のおしっこの量・お水を飲む量気にしていますか?
ネコも動物病院プロジェクト
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